さくらんぼの剪定をしているとたまに、鳥の巣を見つけることがあります。
昨年の巣なので、すでにこの巣は使われなくなってしまっているのですが、おそらく”ヤマバト(キジバト)”の巣です。
なぜ、ヤマバトだとわかるのか?
それは、巣がとても簡単な構造だから
ツバメやメジロ、ホオジロなどに比べると、
こんなにスカスカでいいのか?というぐらい隙間があります。下から見ると枝の隙間からヤマバトがいつも見えてしまっています。
さくらんぼの収穫までには、何回かここを見ているはずなので、収穫後7月以降に、営巣したんだと思われます。
またここに、ヤマバトが来られては困るので、一応巣は全部取っておきます。
でも、あんなに簡単な巣の作りなので、毎年さくらんぼ、りんごの畑ではどこかに巣作りされてしまうのです。鳴き声も結構うるさいので、住宅街の近くだとちょっと敬遠されます。
りんご畑では7・8月になると、こんな感じで見つけることができます。
畑では一人での作業がほとんどなので、誰もいないなという前提で作業している中で、いきなり鳥が現れるとびっくりします。
特にヤマバトは見つけるまでじーっとしていて、全く声も出さないことがほとんどで、またこちらを見ているもんですからかなり焦ってしまいます。
ヤマバトも人間に見つけられてびっくりでしょうが、何か声ぐらい出してもらえたらなといつも思います。
園主 顕太朗