毎年この時期になると、”土壌改良剤の共同散布”があります。
先日は、とても寒く風が強い日でした。
土壌改良剤とは?
田んぼを毎年栽培していると、土壌が酸性に傾くので、pHの値を上げるために散布します。根の張りや、収量に影響してきます。
田んぼを耕耘する前に散布するのですが、今日は本当に寒かった。
土壌改良材は1袋270kgありますので、フォークリフトやトラクターで釣って散布機に投入します。
写真のように、トラクターの後ろにつけてあるブロードキャスターで散布します。
米を出荷していないのになぜ?と思われますよね。
中川果樹園は基本、りんごとさくらんぼを栽培している果樹園ですので。
一番の理由は
頼まれたから
すみません。何の深い理由もなくて。
ただ、2回・3回と参加していくうちに、一年に一回だけど参加した方がいいかもと思うようになりました。
さくらんぼ、りんごしか栽培していないと繋がりが、果樹農家だけになってしまっているなと思いました。
寒河江市は果樹地帯だと言っても、米の売上には到底叶いません。寒河江の農業を支えているのは米農家になります。
そこを考えると、繋がりや農業の情勢、今年の作物はどうなるかなど情報交換の場として大事なところかなと思うようになってきました。
今年から、家の分の米も栽培しなくなりましたので、さらに稲作と無縁の立場になりますので、”土壌改良剤の共同散布”は私にとって必要なことかなと思います。
なので、今後も参加していこうと思います。
園主 顕太朗