中川果樹園のさくらんぼ畑は全部で5ヶ所あります。入りにくかったり、駐車スペースがないところもあり、生産効率はあまり良くないなと感じることも多々あります。
しかし、さくらんぼの豊作・不作は天候に大きく左右されるので、リスク分散に役立っています。
さくらんぼ栽培においての生命線は
成らせること
あとは努力とある程度の技術でカバーすることができます。
成らせることに大事なのはこれ
やっと晴れ間が出ました。
日本みつばちが
飛んでくれています。 pic.twitter.com/KmAUzBJcww— 中川顕太朗りんご🍎さくらんぼ🍒をこよなく愛する山形のくだもの農家 (@kentalook) April 24, 2020
はちが飛んでくれるかどうかでさくらんぼの収量が大きく変わってきます。今年は、雨の日が多く、はちが飛べない日が続きました。やっと昨日から蜂が飛び出したところです。現在のさくらんぼの花は満開に近い!
さくらんぼの花が受粉ならずに終わっているところもあり、最初に咲いたところは恐らく不作になるのではないかと思われます。
一日二日の花の違いで、豊作不作が大きく変わるのがさくらんぼ。
こちらの5枚の写真を見ていただければわかると思います。
同じ日の早朝に撮りました。同じ市内でも生育が違うことが分かると思います。
3分咲き
5分咲き
満開
最後の写真は住宅街の中にあり、満開を過ぎてしまっているので、さくらんぼがなるか不安です。
もちろん、ならせるようにいろんな準備はしているのですが、天候ばかりはお天道様次第のところがあります。
生産効率を考えれば1ヶ所にまとまった方がいいのですが、さくらんぼの場合は、畑を分けることで生育の違いが生まれ、リスクを分散することができます。
これからの天気で挽回してくれることを願うばかりです。
園主 顕太朗