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農業は作物を収穫して終わりではない。その先が同じくらい大事。

今回は、生々しくお堅い話になります。農業のイメージとして、作物を栽培するのが仕事だと思っている方も多いと思います。

肥料を撒いて土地を耕して、十分に土の環境が整ってから種をまく。芽が出て、十分に育つように肥料をやり、病害虫がつかないように農薬も撒きます。
大きくなったら花が咲いて、実がなり収穫期を迎えます。

収穫するまでが農作業だと。

しかし、農業はこのサイクルを毎年繰り返さないといけないので、来年さらに良いものを栽培したいと思ったら、種や苗の購入、機械に投資しないといけません。

生々しい話になりますが、

お金に変えなければなりません。

栽培技術も大事ですが、収穫してからどうやってお金に変えていくかを考えて実行することも農作業の一部です。

今までは、販売からお金の回収までJAや市場が担ってきて、そのため農家は栽培技術を磨くことに注力することができました。

しかし、今の時代はそこだけに頼っていては農業経営が成り立たなくなってきているので、栽培技術を磨く以上にどこに販売するのか?いくらの値段にするのか?どうやって回収するのか?

特に販売先が多様になったので、どこを選ぶのか?
・JA
・市場
・スーパー
・八百屋
・カタログギフト
・直売所
・消費者
など

販売したら、自分の生活を守るためと来年、農業に再投資できるように回収しなければなりません。

農作物は天候に大きく左右されるので、結構シビアに考えないといけないこともあります。

中川果樹園では、ほとんど一般の消費者の方に販売しています。就農して2年目にそこがベストだと考えました。順調にお客様が増えていってくれたお陰で、今の中川果樹園があります。

今回もりんごのお便りを出して、すぐにお客様から多くのご注文がありました。さらに、到着後すぐにお支払して下さる方がほとんどでとても助かっています。

中川果樹園は皆さまに支えられています。

ありがとうございます。

 

園主 顕太朗

園主中川顕太朗のプロフィール

 

 

 

 

 

 

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