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恩師について思う

農業、子どもに関することではないので興味のない方はスルーしていただければと思います。今回は高校でお世話になった恩師について書こうと思います。高校で剣道の先生でした。

私は中学校では柔道部に所属し、高校では”剣道部”に入りました。高校から初心者で剣道を始めるのはなかなか珍しいことでして、きっかけは当時連載していた”疾風怒濤”という漫画で憧れを抱き、司馬遼太郎”竜馬がゆく”で剣道の奥深さを感じて入部しました。

しかし、剣道というのは初心者がすぐに身に着けられるものではありません。防具をつけるまで半年以上かかり、動作に慣れるまで1年以上要しました。

そして、そこで出会った恩師というのが世界選手権にも出場し、個人戦二位になられていました。体も大きく、竹刀を構えた時は、山のようなオーラがありビクともしませんでした。

そんな中で心身鍛えられましたので、高校3年間の部活は私の中では忘れることができないものとして刻まれています。

私の剣道人生は高校3年間のみでしたが、その恩師には鍛えていただき今振り返ると感謝しかありません。年に数回のやりとりですが、一生の恩師だなと思っています。

そんな恩師は、剣道をやっている人では知らない人はいない有名大学の監督をされています。

そんな恩師は大学生に教えるかたわら、剣の道を磨き、剣道の最高位

8段

を取得されたということを聞きました。日本の中で最も倍率が高い試験と言われています。その年に3771名が8段昇段試験を受けて、合格したのはたったの24名合格率は

0.6%

日本で最も難しい試験ともいわれています。

合格したことを伺ったときはまた遠い存在になってしまったなと感じてしまいました。恩師は51歳になられて、今もなお人知れず努力されていることがわかりました。

最高位になったからと言って終わりではなく、これからも変わらず精進していくんだろうなと思います。

そんな私はまだまだ何も成し遂げていないし、まだまだやり続ける努力が自分には必要だと。今回のことを通して半人前であることを認識させてもらいました。

将来的に、恩師が誇れる自分になろうと思います。

 

園主 顕太朗

園主中川顕太朗のプロフィール

 

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