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りんご最後の仕上げ摘果

現在の中川果樹園は、りんごの摘果の最中です。一般的にはあまりなじみのない言葉ですが、果樹農家にとってはどんなくだものでもやらなければならない作業です。詳しくは過去のブログ→りんごの仕上げ摘果が始まりました。

簡単に言いますと、いいりんごを選んで、良くない実は落とします。りんごの場合は、摘果の作業が多くを占めます。今年においても今回で3回目(5月、6~7月、8月~9月)になります。
 摘果は二つの目的があります。
1.いい実を残す
2.来年の花芽を充実させるため

品種にもよりますが、摘果をせずに実をつけたままにすると、来年の花芽が少なくなってしまうということが起こります。ちょっと難しい話になってきました。りんごは、実をつけながら来年の花芽をつけるために養分を蓄えるということをします。この辺りはまた今度お話ししたいと思います。

昨年は、干ばつでりんご栽培にとって非常に難しいでした。
 それでは今年は?
  順調に生育しています。
 適度に雨が降り、りんごも大きく生育しています。日当たりのいいところでは、ちょっと日焼けしているりんごもありますが、ごく僅かなので大丈夫です。このまま気温も下がり、例年通りの気候で行くことを願っています。
園主 顕太朗
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