畑の雪はほとんど消えて、剪定も終盤に入ってきました。天気もいいともう少しでさくらんぼが始まるなとそわそわしてきます。そこでさくらんぼ農家が思うことがあります。全さくらんぼ農家共通認識だと思います。
今年は豊作になってくれ!
昨年、史上稀にみる不作になり、さくらんぼも高温障害や実割れにより商品になるさくらんぼが少なくなってしまいました。2年前も不作だったり、品質が安定しなくさくらんぼ農家にとっては非常に厳しい年が続いています。
寒河江で就農するならまずはさくらんぼを栽培したいというのが常でしたので、それだけリスクの高い作物になってきたのだと思います。さらに、資材高騰でさくらんぼのパイプハウスの値段が高くなっています。私が就農したころよりも3倍の値段になっています。さくらんぼの値段がそんなに上がっているわけではないのでなかなか難しいと思います。
さくらんぼは天候に左右されやすい作物ですが、経営の柱にしているのであれば、必ずならせなければならないと思います。今年こそ万全の状態でさくらんぼに臨もうと思います。
園主 顕太朗