こちらでも桜が開花しました。いよいよ春だなと
桜が開花するのは嬉しいことなんですが、さくらんぼの花が咲くことに期待と不安が入り混じる難しい感情になる季節です。不安の方が大きいですね。
ここ最近数年不作の年になることが多く、さくらんぼ農家としてはこの時期は安心できないものです。そのために少しでもならせるためにやっているのがこちら
受粉枝のバケツ挿し
受粉枝を剪定してそのままバケツに挿すだけ。毎年なりにくいところは決まっているので、その樹のそばに置きます。
マメコバチの交換
受粉してくれる主な蜂は3種類居ます。西洋みつばちと日本みつばち、マメコバチ。そのマメコバチの巣を数年に1回交換しています。何年も同じ巣を使っていると他の虫が入ってきたり、ダニの温床になって全滅する恐れがあるので、定期的に交換しています。
これらを対策することで、受粉の確率を上げていくことが豊作につながります。
最終的には人工授粉(手作業)で受粉枝から佐藤錦の枝に授粉させることで確実にならせようと思います。
さくらんぼの開花まであと1週間を切りました。
園主 顕太朗