最近はりんごの剪定をずっとおこなっています。そこでのこだわりについてお話しします。かなり細かいことになりますので、どうぞ大らかな気持ちで見て下さい。
天気が良くて、月山と葉山がきれいに見えました。
What a wonderful "Gassan"!! pic.twitter.com/aTJR7TQSgS
— 中川顕太朗りんご🍎さくらんぼ🍒山形のくだもの農家 (@kentalook) March 30, 2020
月山が顔を出すと拝みたくなります。ありがとうございますという畏敬の念が生まれますね。自然と笑顔になりました。
さて、りんごの剪定では枝をのこぎりや剪定ばさみで切る作業が続いていますが、剪定後枝を集めるときにしていることをお伝えします。
枝を集めた後はこんな感じできれいにまとめます。
持ち運びやすいから
ここでは隣が住宅地だということもあり、処理することができません。なので、軽トラに積みこんでから、他の畑にまた降ろさないといけないのです。分けると軽トラに乗る枝の量も多くなり一気に運べます。そしてさらに
二つ目のこだわりは、枝を置く方向を一方向にする。
なぜそこにこだわるか?
風で飛ばされないようにするため
こちらの写真中央のりんごの樹を見てもらいますと、左の方向に傾いているのが分かると思います。夕方に撮ったものです。
右が西、左が東
西からの風が常に吹いていて、樹も少しずつ東の方に倒れてしまっています。
特に冬は風が強いので、せっかく剪定してまとめた枝がバラバラにならないようにするために、西向きに置いているのです。
ちょっとしたことですが、自然の摂理にあがなうことは出来ないので、先の作業も考えた時にどうやったら効率的にできるかを求めていた結果小さなこだわりに行きついています。
そういうところがちらほらあるのが、農家の仕事です。
園主 顕太朗