ついこないだまでさくらんぼの片づけをしていました。雨が続きビニルを取ることができませんでした。
やっと取り終えることができて、りんごの作業に集中できそうです。今日は”りんごの仕上げ摘果”いい実だけ残して、あとは実を落とす作業です。
どのぐらい落とすのかと言いますとこのぐらい
りんご畑一面にりんごが落ちている状態になります。気をつけて歩かないところころ滑ってけがをしてしまいます。
もったいないとよく言われますが、そうしないと生食として出荷することができないのです。
りんごで摘果をする理由は
1.実を大きくする
2.よりいい実を残す→形がよく味のいいものになる
3.来年の貯蔵養分を蓄える→すべてのりんごを成らせると、今年にすべて栄養を使い切ってしまい、来年蓄える栄養分がなくなる。隔年結果が起こり、不作になる。
ここまで摘果をするのは世界的にも珍しく日本ぐらいだと思います。
りんごが嗜好品として扱われる所以だと思います。
店頭に並ぶりんごは、よりすぐられた中の一個になります。
園主 顕太朗