うちの”じいちゃん”が初めて絵本を読んでくれました。
大正13年生まれ95歳のじいちゃんは、今まであまり子どもたちと関わろうとしませんでした。とても元気なので、自分の趣味や老人クラブで忙しかったようです。
しかし、最近老人クラブの集まりもなくなり、家で過ごすことが多くなったじいちゃんは、子どもたちによく声を掛けるようになり、遊んでいる姿を見るようになりました。
今回、初めて絵本を手に取り、子どもの前で読み出しました。
たどたどしく、つっかえながらの読み語りを聞いている子どもたちはどういう反応、表情なのか見てみると、
”笑っている”
4歳のたっくんは、その場の雰囲気を感じ取り、時折こちらを見て、目で合図しながら微笑ましく聞いてあげているようでした。
最後まで聞いてあげたたっくんを見て成長しているんだなと感じました。
園主 顕太朗