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子どもに教えられることがしばしば

最近、4歳になる子どもは虫に夢中。

毎日、幼稚園に出発するとき、幼稚園から帰ってきたら家の前で虫探しを

しています。ダンゴムシ、ワラジムシ、ナメクジ、蝶、ゲジゲジなどを

見つけては虫かごに入れています。

ダンゴムシとワラジムシの違いも教えてもらいました。

体が丸くなるのがダンゴムシということは知っていましたが、

よ~くみると見た目もちょっと違うんですね。

色が薄いのがワラジムシのようです。

 

子どもは何でその知識を知ったかと言いますと、虫の本です。

幼稚園や図書館から虫の本を借りてきて読んでいます。

その中に”蚕”の本が・・・。

生々しいく背中が痒くなりそうなものが多数ありました。

起源や蚕の性質を読んでいくと興味深い箇所がいくつかありました。

5000年も前から人間との関りがあり、家畜として飼われてきました。

人間が絹を取るために、飼いならしてきたので、飛ばないような個体を

選抜して結果、数十センチ先の桑の葉さえもたどり着けない状態になり、

人間がエサを目の前に与えてあげなければ生きていくことができないそうです。

 

それを読んで、人間と犬の関係と同じなんだなと思いました。

まさか人間と虫においてもそんな関係があることに衝撃を受けました。

富岡製糸場に行ってもそんな話は聞かなかったので、子どもが借りてきた本から

そんなことを知れるとは思わず、子どもの好奇心と向上心は半端ないなと

感じました。

 

園主 顕太朗

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