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息子にはいろんなことを教えられます。カマキリ編。

3週間前に息子が幼稚園からカマキリを捕まえてきました。お腹が大きいのでメスのオオカマキリ。

触ろうとすると威嚇してきます。あまり逃げるようなしぐさを見せず、超攻撃的な昆虫です。

このオオカマキリにえさをやらないといけないので、毎日とんぼを捕まえるのが日課になっていました。家の前で、早朝、幼稚園に行く前、幼稚園から帰ってきてからなど、毎日とんぼをあげていました。

あるとき、幼稚園から帰ってきてからとんぼ捕まえをすると、区切りがつかなく夕食が遅くなってしまうので、注意したことがありました。
”幼稚園から帰ってきたら必ず家に戻るように”と。

泣きながら、嫌だ嫌だというのを無理やり家に連れてきたこともありました。

それを言われても、息子は何とかしてとんぼを捕まえて、かまきりにあげていました。

3週間毎日、朝と昼2回あげていることもありました。

昨日、かまきりの虫かごを見ると見慣れないものがありました。

カマキリが卵を産んでいたのです。

そのとき、息子に本当に悪いことをしたなと思いました。まさか、カマキリが卵を産むとは予想しておらず、私自身先のことを考えられていませんでした。

息子はいつか卵を産むのではないかと思って、毎日やり続けていたのです。

我が息子に”あっぱれ”です。

すでに父以上のものを持っていることを感じました。

もともと、こだわりが強く、なかなか考えを曲げない息子ですが、なぜそうなのかを汲み取ることが出来るような私にならないといけないですね。

とても大事な事を教わりました。

 

園主 顕太朗

園主中川顕太朗のプロフィール

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