今年の予定としてはこの時期、さといも掘りでふじの収穫まで忙しい予定でした。
しかし、誤算でさといも掘りがあっという間に終わってしまったので、時間が空きました。
そこで、来年に向けて新しく借りる畑を探しているところです。どんな畑かと言いますと
草が生えて中の状態が分かりません。
さらに、ツルやバラが生い茂っていかにも人間が入ってはいけませんよと言わんばかりです。
新しく借りたいと言っても整備されている畑がすぐに見つかるわけではありませんので、耕作放棄地になってしまいます。
私の住んでいる寒河江市ではこういう”耕作放棄地”が少しずつ増えてきています。農業従事者の高齢化と従事者が減ってきているわけですからしょうがいない状況ではあります。
ただ、今の時期は”セイダカワダチソウ”という黄色い花を咲かせる草が繁茂しているので、遠くからでも見つけることが出来ます。
唯一見つけやすいという利点はありますが、このぐらい繁茂していると草刈り機では難しく、特殊な機械が必要になります。
さらに、草で中の様子が分からない状態です。もしかしたら、切り株やゴミなどが散乱している場合もあります。
簡単には機械も入りにくいところです。
でもこの辺りは土がさといも栽培に合っているので、長い目で耕作放棄地を再生しながら畑を作っていければと考えています。
簡単ではない道のりだなと思いながら何とか立ち向かっていこうと思います。
園主 顕太朗