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紅玉が収穫されず残っていました。そうだアップルパイを作ろう。

先月に収穫を終えたはずの”紅玉”がまだりんごの樹になっていました。

中川果樹園ではよくあることで、50年前に”紅玉”の樹に”ふじ”を接ぎ木しているものが何本かありまして、ほとんどはふじへと更新されましたが、根元から出てきた枝はまだ”紅玉”を成らせてくれています。

なので、紅玉をすべて収穫したと思っていても、ふじの枝に隠れて見えにくかったりすると、ふじの収穫まで気づかないということも多々あります。

今回は数キロあったので、”アップルパイ”を作ろうということになりました。超完熟状態なので、蜜が入っていますね。

子どもたちもちょうど休みだったので、すぐに出来上がるようにパイシートを買ってきて、紅玉を薄くカットしパイシートに並べただけ。

あとは、卵黄を塗ってオーブンで焼いて出来上がりです。
オーブンで焼かれている時間はとてもワクワクしますね。

どんな焼き具合になるか楽しみだなと思っていたら、子どもたちと遊びに夢中になってしまい、

いつの間にかいい色になっていました。でも焼きたてはちょっと焦げても美味しいですね。

砂糖も入れず、紅玉の味をダイレクトに感じられるアップルパイになりました。とても簡単でいいですね。

ただ一つ問題は、生のりんごを並べて焼いたので、水分が出てしまいパイ生地が柔らかくなってしまいました。りんごは1回煮詰めた方が生地がサクサクとした食感になるんだと思います。

次回のために、紅玉を煮詰めてジャム状にしておきます。

 

園主 顕太朗

園主中川顕太朗のプロフィール

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