農家ってストレスなさそう!というイメージがあると思いますが、実際あまりないと思います。
昨年のちょうどこの時期にブログを書いたのがありました。
ストレスが溜まらない原因を何個か上げています。その中で改めて思ったことをお伝えしたいと思います。最後の方はちょっと下ネタに脱線してしまいます。ご了承をお願いします。
本当にストレスがないか?
でもところどころにあります。
・生育が天候に左右される
・計画通りにいかない
・売上の変動が毎年ある
・自分の力ではどうすることもできないことがある
ストレスは自分が考えている・思っていることができないときに起こるのかなと思います。思い通りにいかない、思った通りの行動が出来ない。結果が供わないなど。
でも農業においてストレスを感じることはよくあります。
自然を相手にしていることなので、予定通りいかないことが日常茶飯事ですからストレスになっている要因はそれなりにあると思います。
それではなぜストレスが溜まりにくいのか?
うまく発散しているから
ストレスの要因となるものはたくさんありますが、それを発散できる環境が農業にはあると思います。
それがこれ
開放感が半端ない
私の頭の上を遮るものがなにもない。
家でいろんなことを悩んでも畑に来ると気持ちが晴れてきます。
開放感は人間にとってとても重要なことなんじゃないかと最近思います。畑では走り回ることが出来ますし、大声を出すことも出来ます。うるさいと言われることもありません。
多くの方は普段建物の中で仕事をしている方がほとんどだと思います。天井の圧迫感は知らず知らずのうちに感じているのではないでしょうか?
その環境が当たり前、みんながしていることだからと思ってしまったら疑問は湧かないかもしれません。
建物の屋根を取っ払った屋上で仕事をしたらだいぶ気持ちが晴れるのではないでしょうか!
私は果樹農家でしたのであまり気づきませんでしたが、樹があって葉が繁茂してくると葉や枝が頭上を遮ってしまいます。しかし、田んぼや野菜は遮るものがありませんので、開放感が抜群です。
ここからはちょっと下ネタになります。男性にしかわからないことです。
こういうところで
立ち〇〇〇したいと思いませんか?
男性なら外で”立ち○○○”したことがあると思います。でもするときは人から見られないように人気のないところ、片隅でコソコソとするものでしょう!
しかし、田んぼや野菜畑では人がいないことは一目瞭然。
なんのためらいもなく、堂々と行うことが出来ます。
遮るものがないから”立ちション”しているのが分かるのではないかと思われるかもしれませんが、行為をしているのは気づくと思います。でも、遠く米粒くらいなのでほとんど見えません。双眼鏡で見られていたらわかっちゃいますけど。
堂々と”立ちション”したいと思いませんか?
ストレスを溜めないために開放感が重要だと思いました。農家には発散できる環境があるので、溜まりにくいという話でした。
園主 顕太朗