最近は、さくらんぼの最後の品種”紅秀峰”を収穫しつつ、終わった畑から片づけをしています。
さくらんぼの樹は1ヶ月以上雨にあたっていなかったので、土が乾いています。水が欲しくてたまらないので、一日も早くビニルを剥がしてあげないとと思っています。
晴れの日を見計らって、ビニル剥がしの作業中。
太陽が出ると一気に暑くなり、ハウスの上は真夏。
汗でパンツまでびしょ濡れになります。
そんなときに、たまに見かけるのが
もぎ忘れ去られてしまった”さくらんぼ”たち
葉っぱや枝に隠れて、下から分からない場合があるので、収穫されずに残されるさくらんぼがたまにあります。
いずれ鳥たちに食べられる運命ですが、せっかくなっているのだから一口頬張りたくなるのが人間の性です。収穫の時は味見のために、毎日食べていますが、このときは体が欲しているのでついつい手が伸びてしまいます。
残されたさくらんぼの味気になりますよね。正直に言うと
最高にうまい!
さくらんぼを栽培していて、最高においしい瞬間なのではないかと思います。さくらんぼ農家の特権です。
なぜうまいか?
もぎ忘れているから、さくらんぼは完熟しています。さらにパンツがびっしょりになるくらい汗をかいているので、水分を体は欲しています。
甘くて、水分がとれるさくらんぼはうまい。でも、1個が小さいのでついついたくさん食べそうになるので、気を付けなければなりません。皮は消化が悪いので、食べすぎには、ご用心を。
園主 顕太朗