くだもの農家としてのこだわり、自分の舌に自信を持っているという話です。
先日のブログで、外見よりも中身を重要視していることを書きました。
中身=味をどのように判断しているのか?
外見のイメージと中身のイメージが合っていかないといけないので、りんごやさくらんぼの収穫期は毎日、味の確認をしています。
味の確認は、自分の舌を信じるしかありません。
・甘み
・うまみ
・酸味
・苦味
・塩味
のバランスがどういう状態なのかを確認しながら食べています。外見と中身のイメージが一致しないことも多々あるので、何回も味見をします。
自分の舌は絶対的ではないので、食べたものによって、そのあと食べるものの味が変わってきたりします。自分の舌を信じるためにやっていることは
・辛いものを控える
・油分の多いものを控える
・味の濃いものを控える
・にんにくの入っているものはあまり食べない
・外食はあまりしない
・おいしいものに触れる
・酒、たばこはしない
完璧にというわけではありませんが、意識して控えるようにしています。外食すると味が濃く、しょっぱくて甘い味付けのものが大半です。この味に慣れてしまうと、素材の味に敏感に反応できなくなってしまうなと感じます。
なので、他の人がおいしいと思う感覚と私が美味しいという感覚が異なることがよくあります。人気のあるお店だから美味しいだろうと思って行くとおいしくないなと感じることもあります。
自分の舌に自信を持てるように、日々の生活を過ごすようにしています。
皆さんに、美味しいものをお届けできるように日々鍛錬中。
園主 顕太朗