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雪室りんごの蜜入りについて

よくお客様から”蜜入っていますか?”ということを聞かれるのですが、時期によって異なることをお伝えします。

りんごのおいしさを計る上で蜜入りというのは一つの基準になると思います。完熟すればするほど蜜が入ってきます。

りんご農家の使命とは期待を裏切らないこと。

実際のりんごの蜜入りの状態を写真で見て頂いた方が分かると思います。

11月下旬のりんごの蜜入り


1月下旬の雪室りんご


3月下旬の雪室りんご

一番蜜が入っている状態は、収穫後すぐです。そこから徐々に蜜がなくなっていくのが分かると思います。

1月の雪室りんごではまだ蜜が残っていることもありますが、徐々に少なくなっていき、最終的にはなくなっていきます。

もし3月まで蜜が残っているものが多ければ、それはちょっと問題もあります。

蜜が入っているということは、完熟している証なので日持ちが悪くなります。蜜の部分が茶色く、褐変する可能性がある。

それを見分けるためにこれをしています。

・りんごの蜜は、時間を経るごとに少なくなっていく。
・雪室りんごで蜜がある場合は、茶色くなる場合がある。

なので、雪室りんごでは蜜が入っていない場合がよくあるということを理解して頂ければ有難いです。蜜がもともと入っていたけれど、時間共になくなったんだなと思いながら召し上がって頂ければ幸いです。

 

園主 顕太朗

園主中川顕太朗のプロフィール

 

 

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