さくらんぼがしっかりなるように、開花する前にやっておかなければならないことがあります。
今日も朝日がきれいでした。
朝日が今日も私達を
照らしてくれています! pic.twitter.com/I4ApOUZnm4— 中川顕太朗りんご🍎さくらんぼ🍒をこよなく愛する山形のくだもの農家 (@kentalook) April 14, 2020
さくらんぼは毎年収穫量が変わる作物です。それは、天候によって左右されるからです。豊作になるか不作になるかどきどきです。
不作になるリスクを少しでも抑えるためにやれることがこれ
さくらんぼは単一品種では受粉しないという性質を持っています。生物学的に言うと自家不和合性と言います。
他の品種の花粉が柱頭についたとき受粉がなされるということです。
佐藤錦、紅秀峰が単体で受粉しないので、さくらんぼの畑では何品種か混在して植えないとならなくなってしまう可能性があります。
うちの畑でも何品種も混在して植えているのですが、なる畑となりにくい畑がありまして、なりにくい畑に他の品種の枝を切って運んでいるところです。
なりにくい場所にバケツに水を汲んで、花が終わるまでここに置いておきます。
そうすると蜂がうまく受粉してくれるのではないかなと思います。畑の中でも、北側・西側がなりにくい傾向があるので、そこにこの枝を置きました。
あとは開花するのを待つのみとなります。
園主 顕太朗