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さくらんぼが開花直前。その前にやることがあります。

さくらんぼがしっかりなるように、開花する前にやっておかなければならないことがあります。

今日も朝日がきれいでした。

さくらんぼは毎年収穫量が変わる作物です。それは、天候によって左右されるからです。豊作になるか不作になるかどきどきです。

不作になるリスクを少しでも抑えるためにやれることがこれ


さくらんぼの枝を切って軽トラで運んでいます。

さくらんぼは単一品種では受粉しないという性質を持っています。生物学的に言うと自家不和合性と言います。

他の品種の花粉が柱頭についたとき受粉がなされるということです。

佐藤錦、紅秀峰が単体で受粉しないので、さくらんぼの畑では何品種か混在して植えないとならなくなってしまう可能性があります。

うちの畑でも何品種も混在して植えているのですが、なる畑となりにくい畑がありまして、なりにくい畑に他の品種の枝を切って運んでいるところです。


なりにくい場所にバケツに水を汲んで、花が終わるまでここに置いておきます。

そうすると蜂がうまく受粉してくれるのではないかなと思います。畑の中でも、北側・西側がなりにくい傾向があるので、そこにこの枝を置きました。

あとは開花するのを待つのみとなります。

園主 顕太朗

園主中川顕太朗のプロフィール

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