雪も落ち着き、小屋の整理と2021年度のいろんな準備をしているところです。今週末には雪室りんごを取り出す予定です。
比較的時間がゆったり流れるこの時期ですが、子どもたちを見ていると毎日大人よりも忙しく過ごしていることがわかってきました。
5歳のたっくんの一日を見てみました。
毎朝5時に起床しブロックで遊び始めます。一通り区切りをつけると”絵本を読んで”と絵本の時間。
明るくなってくると自分でスキーをしに外に出かけます。朝ごはんのため呼びに行きます。まだ滑りたいところを何とか家に連れてきて朝食。
準備出来次第幼稚園に出発します。
16時半過ぎに幼稚園から帰ってきてすぐにお風呂に入れたいところですが、新聞広告で何やら作り始めました。”けんかごっこ”のための剣を作っているようです。
お風呂と呼んでもなかなか来ず、今度は兄妹でけんかごっこを始めました。”お風呂で遊ぼう”と何とか気分を切り替えさせてお風呂に入ります。
最初はすぐに上がると言っていましたが、お湯の掛け合いっこが始まります。止まらなくなり、私が上がっても兄妹で長風呂になっていました。
気が済んだのか、やっと上がってきてすぐに夕食といきたいところだが、すごろくが始まりました。最近すごろくにはまっていて、自作のすごろくでも楽しんでいます。
妻が来て何とか夕ごはんの椅子に座らせます。ごはんの間もよく話をしてくれてなんだかんだ1時間位かかります。
終わったらすぐにまたすごろくです。もう何十回もやっているすごろくなのに、毎回初めてのような気持ちでやっているようです。
やっと終わったと思ったら間髪入れずに”絵合わせゲーム”。神経衰弱のようなものです。記憶力がいいので、大人といい勝負をします。4勝6敗ぐらいで息子に負けてしまいます。
さらに鬼ごっこ、氷おにと一通りして
最後にベッドの上ででんぐり返しして何とか眠りにつきます。
朝からの子どものスケジュールは
朝 ブロック遊び
絵本
スキー
朝食
日中 幼稚園
夜 剣作り
けんかごっこ
お湯の掛け合い
すごろく
夕食
すごろく
絵合わせゲーム
鬼ごっこ
氷おに
でんぐり返し
就寝
ぎゅうぎゅうの目一杯のスケジュールで、分刻みで動いています。遊びと遊びの間には休憩時間はなく、抜くところがなくずっと動きっぱなし。
先のことなんか考えていないので、自分がどこまでやったら終わりなんて全く頭にはありません。目の前の遊びに全力投入。
大人よりも忙しい毎日を送っているのが子どもたちなんだなということがわかりました。分刻みのスケジュールには驚きました。
園主 顕太朗