先日の小型車両建設機械の免許の実技を通して、自分のことが改めて分かったことをお伝えしていきます。
前日には座学がありました。
今回、2日目の実技では2種類建設機械の講習を受けてきました。
3トン未満のドラグショベルとホイールローダーを運転することが出来ます。
車の教習ようなイメージで行きましたら、意外と車体を動かすまでが大変でした。建設機械なので、よく構造を理解し安全に運転できるかどうかを十分確認してからのスタートです。
車両に乗り込む前に
・右と左を確認
・左車体が異常がないか確認
・前車体が異常がないか確認
・右車体が異常がないか確認
・後ろ車体が異常がないか確認
車両に乗り込んだら
・モニター点検
・レバーの点検
・エンジンをかける
・左右前後を確認
・ホーンを鳴らして始動
車両を動かすまでここまでの工程を行わなければなりません。まずこの工程を覚えるのに一苦労。運転技術の前に安全確認が大事だということを思い知らされました。
実技では7~8名がグループになって講習受けました。
年代は20~60代と幅広く、業種もさまざまです。ほとんど初めて運転する方ばかりで、その中で私はどのぐらい上手いのかなと思っていました。
運転技術もそうですが、一番大事なのは記憶力。
始動する前に上の工程をすべて行わなければなりません。その上初めて乗るホイールローダーを操作するので、頭の中はごちゃごちゃ。
次に何をしたらいいのかが分からなくなってしまいます。
他の人の運転を見ながらイメージトレーニングをして待っていました。
実際運転してみると、もう頭の中は真っ白。
次の操作がわからなくなることもしばしば。
運転操作もうまいわけではなく、やりながら覚えていかないと上達しないなと思いました。
なので、私の性格というか運動神経はあまりよくなく、少しずつ前に進むタイプです。飲み込みは遅く、何度も努力して上達しなければなりません。
記憶力、運動神経、判断力、注意力、視界の広さ、飲み込む力が問われるもので、私はあまり早く習得できるタイプではなかったということが分かりました。
年齢も関係しているのかもしれません。
20代の方はもっとすぐに慣れて運転をしていました。
40歳にして改めて自分のことが知ることができるというのは面白いことだと思いました。
今後私とお付き合いする方は、飲み込みは遅いので長い目で見てやってください。
園主 顕太朗