山形でもこの時期としては珍しく25度を超える日が続いています。
過去振り返ってもこの時期にこんなに日中暑くなるのはなかなかないのではないかと思います。一気に温かくなると、農家としては気持ちがソワソワしてきます。
早く温かくなるとやるべき作業が予定よりも前倒しになってくるので、あれもこれもと農作業が立て込んできてしまうものです。前もって早く終わらせておけば良かったんですねどね。
さて、日中は温かくなってもまだ朝晩は寒いもので、マイナスの気温や霜が降りることもしばしば。早朝の農作業は冬の恰好をしてやっています。
外の温度と体感温度は結構ずれることがあります。
それは、太陽が出てきたとき。
普段は朝4~6時が最低気温を記録し、5時ちょっと前から徐々に明るくなり、昨日の日の出は5時9分。
太陽が出てくると体は一気に温かくなります。
一番わかりやすいのがこの写真。
霜が降りた日、大部分は太陽の光で霜が解けていますが、軽トラの陰になっている所だけ解けないで残っています。
朝は寒いので手がかじかんだり、体が冷たく動きが遅くなるところですが、太陽の光が差し込んでくると体が温まり、気持ちも緩やかに晴れていくのがわかります。
太陽があるということは当たり前のことですが、お天道様に感謝してしまう瞬間でした。
園主