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新しいことをするのは楽しいです。

昨年から果樹専業だった私が、さといも事業も手掛けることになって、さらに今年本格的に野菜栽培をすることになりました。

同じ農業でも果樹栽培と野菜栽培は作物を育てるという基本的な考えは一緒ですが、結構異なることが多いです。

草について
果樹栽培においてそんなに問題にならない”雑草”は定期的に刈りますが、そのまま伸ばしておいても大丈夫。むしろ夏は伸ばし放題の方がいい。しかし、野菜栽培においてはいかに草を生やさないようにするのかがとても重要。

りんご畑・さくらんぼ畑は草でボウボウです。草の役割。

土について
数年単位で土づくりを考えていく果樹とその年のその作物にいつどれぐらい入れるかによって、ダイレクトに作物に影響が出てくる野菜栽培。

作業について
脚立を使って自分より背の高いところの作業が多い果樹と足元での作業が多いので地面を這いつくばる作業になる野菜。

収穫
時期が来たら一気に収穫を終わらせる果樹と収穫時期が長いので毎日少しずつ収穫する野菜。

180度違うともまではいかないまけれど果樹の考え方から野菜の考え方へシフトしなければならないようです。

今そのために勉強中です。

就農した当時を思い出します。でもいくら本を読んだり、教えてもらっても実際畑で実践してみないとよくわからないことが多いです。失敗してみてなるほど、本で言っていたことはこういうことだったんですねとやっと理解ができる程度。

でもこういう新鮮な気持ちで臨めるというのはすごく有難いです。今年野菜事業がどうなるか分かりませんが、新しいことに取り組めるのは楽しいものです。

 

園主 顕太朗

園主中川顕太朗のプロフィール

 

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